「スマホの保護フィルムってそもそも必要なのかな?」と思う人が多くおられると思います。
保護フィルムがいるかいらないかで悩む理由は「1,000~3,000円前後を支払う価値があるか」にあると私は思います。
今回の記事では、そんな保護フィルムの必要性や費用対効果についてを解説します。
さらに元スマホ修理店勤務の経験から、保護フィルムを貼るべきかについても解説していきます。
スマホに保護フィルムを貼るべき?結論│貼って損はない
保護フィルムは貼っておいて損はありません。
保護フィルムはスマホの本体をより良い状態にするオプションのようなもの。
つまり、貼ること自体にデメリットはありません。
予算に余裕があり、スマホを少しでも大事に使いたい人は保護フィルムの購入をおすすめします。
スマホに保護フィルムを貼るべき理由・メリット3つ
スマホ用の画面保護フィルムは、キズや衝撃からスマホの画面を守ってくれる効果が期待できます。
このキズや少しの衝撃から守られることによって、得られるメリット3つをこれからご紹介していきます。
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
画面に衝撃があった時のクッションになる
保護フィルムはスマホに衝撃があった際に画面へのダメージを軽減してくれます。
保護フィルムを貼ることでダメージの分散する場所が増え、本体故障のリスクを下げられるというものです。
ただし、車に轢かれたり数m以上の高所から落下させたりなど、強い衝撃からはスマホ本体を守り切れない可能性があります。
保護フィルムの質によりますが、耐久性には限界がある事は覚えておきましょう。
「落としたけど保護フィルムだけが割れて守ってくれた!」という経験がある方も多いのではないでしょうか?
ある程度の衝撃なら保護フィルムがダメージを肩代わりしてくれます!
キズ防止で本体が綺麗な状態を保てる
保護フィルムが傷から本体を守る為、スマホ本体の綺麗な状態を維持できます。
スマホを売る予定であれば、綺麗な状態を保っておいて損はありません。
買取価格は買取店の査定基準によるものの、キズがあるほうが高く売れるということはまずないでしょう。
売りに出さず、知り合いや家族にプレゼントすることもできます。
綺麗な状態だと受け取る側も気持ちがいいですよね!
貼りなおせばピカピカに元通り
保護フィルムは汚れたら新しいものに貼り替えられます。
キズが増えても保護フィルムを貼り替えることで綺麗な画面に元通りです。
保護フィルムは1,000~3,000円前後で購入でき、場所を選ばず気軽に交換ができるのもメリットの1つと言えます。
保護フィルムを貼るだけで故障の防止ができるのであれば貼って損はないでしょう
スマホの保護フィルムは費用対効果が高いと思えば貼るべき!
保護フィルムで得られる効果に1,000~3,000円前後の価値があるかどうか(費用対効果が高いか)で購入するか決めると良いでしょう。
そこで、保護フィルムの費用対効果が高いと感じられる人と低いと感じられる人の例をこれから挙げていきます。ぜひ参考にしてみてください。
費用対効果が高い人│画面にキズをつけたくない人
スマホ本体にキズがつくとショックな人や売るときになるべく高く売りたい人は保護フィルムを貼ることで得られる費用対効果は高いと言えます。
前述したように、本体のキズを直すには保護フィルムの購入費より高い修理費用がかかる場合がほとんどです。
機種によっては数万円かかる場合もあるでしょう。
【例】
「スマホ本体にキズが入り気になる…直したい」→数千円~数万円の修理費(機種により料金が変わる)
「保護フィルムが汚れてきたから貼り替える!」→保護フィルム代×2枚分の購入費(1枚1,000円とすると2,000円)
修理は高額だと数万円かかるのに対し、保護フィルムは数百円~数千円で貼り替えられます。
修理費がどのくらいか気になる人は、例としてAppleの修理サービスページで金額を見てください。
保護フィルムのおかげで高額な修理費を払う必要がなくなるので、費用対効果は高いと言えるでしょう。
なるべく高く売りたい人の場合
中古のスマホを売る際には、状態が良いほうが高く売れる可能性が上がります。
【例】
画面にキズありのスマホ→10,000円で買取
画面にキズなしのスマホ→14,000円で買取(保護フィルム代3,000円とすると実質11,000円)
→保護フィルムを貼っていた場合のほうが実質1,000円高く売れる結果に!
しっかり状態別で査定をしてくれるお店に限りますが、キズの有無で価格差がさらに広がれば得する量も増えますよね。
このようにスマホをなるべく高く売りたい人には、保護フィルムを貼るはっきりとしたメリットがあると言えます。
費用対効果が低い人│画面にキズがついても気にしない人
スマホにキズがついても気にしない人は保護フィルムの費用対効果は低いと言えます。
売る予定がない、ありのままでスマホを使いたいといった人には。
スマホに保護フィルムを貼るべきだったと後悔した人も…
過去にスマホ修理店で勤務をしていたころ、「これまで保護フィルムをつけないでいたが、次からは保護フィルムを念のため貼る」という人に多く出会いました。
修理費は機種によっては数万円の費用がかかる場合があり、当事者が「もし保護フィルムを貼っていて回避できていたら…!」と思うのは不思議ではないですよね。
過去にわたしも「貼っておけばよかった…」と後悔した経験があります…。
今では新しいスマホを買ったら必ず保護フィルムも購入しています!
スマホの保護フィルムは無駄と勘違いしてしまう人も
保護していたのに一発で本体が割れた人は、「保護フィルムはあってもなくても変わらない」と思ってしまうケースがあります。
保護フィルムはあらゆる衝撃から守ってくれるほど万能ではありません。
そのため「そこまで強くないならいらないね」と思う気持ちは否定できません。
とはいえ保護フィルムが無駄ということはありません。
本来スマホ本体につく細かなキズからは保護フィルムが守ってくれますし、多少の衝撃にはクッションとなって故障を未然に防げる可能性もあります。
どんな物事でも間違った認識をしてしまうことは良くありません!
保護フィルムを貼っていたら助かったかも…と思う日がくるかもしれませんよ。
まとめ│少しでも迷っているならスマホに保護フィルムは貼るべき!
迷っているのであれば保護フィルムは貼ることをおすすめします。万が一保護フィルムが衝撃から守り切れなかった場合にも、最善は尽くしてあったと諦めがつくでしょう。
これまでにわたしは何件ものスマホの画面修理を行ってきましたが、元々保護フィルムを貼っていなかった人の割合が圧倒的に多かったです。なかには何度も修理にくるも、頑なにフィルムはいらないと仰る人もいました。
スマホの画面修理費用が保護フィルムの購入費より遥かに高いことは確かだと修理経験から断言できます。
高額な修理費の支払いを未然に防いでくれるかもしれませんよ!
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